観光地検索システムは,求める観光スポット情報を発見するために観光スポットの理解しやすいことが重要である.本研究では,観光スポットを効果的に理解するために,観光スポット間の対応付けと地図上における対応関係の可視化の2つの観点から研究を行っている.ユーザが訪れたことのある観光スポットを使って,検索結果スポットとの対応付けを行い,スポットの特徴を定義し,その対応関係を地図上に表示して,観光地検索システムの説明性を向上する手法を提案した.
観光スポット間の対応付けについて,既訪問スポットと検索結果スポットの関係を抽出するために,カテゴリなどのメタデータ,レビューの文書特徴量,さらに観光スポット間の特徴の差(相対的特徴)を用いた場合を比較した.観光スポットの特徴を抽出するために,観光スポット検索サイトのスポットレビューを利用した.ある観光スポットに対して,すでに訪問した観光スポットと比較することによって,その観光スポットの特徴ベクトルを作成し,特徴ベクトル間の類似度に基づいて既訪問スポットと検索結果スポットとの対応付けを行った.次に,ユーザに観光地を説明するために,観光スポット間の特徴語を抽出し,観光スポット間の対応関係を地図上で可視化する手法を提案した.また,それぞれに対して評価実験を行い,提案した各手法の有効性を評価した.
潘 健太, 北山 大輔, 第10回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM Forum 2018), H1-2, 福井県, 2018年3月, 査読無
DEIM2018へ潘 健太, 北山 大輔, 電子情報通信学会技術研究報告, Vol.118, No.107, pp.21-24, 東京都, 2018年6月, 査読無
SoC2018へ潘 健太, 北山 大輔, 第11回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM Forum 2019), H7-2, 長崎県, 2019年3月, 査読無
DEIM2019へKenta Han, Daisuke Kitayama, International MultiConference of Engineers and Computer Scientists 2019(IMECS2019), IAENG International Conference on Internet Computing and Web Services (ICICWS'19), Hong Kong, 13-15 March, 2019, 査読有
IMECS2019へ潘 健太, 北山 大輔, 情報処情報処理学会論文誌 : データベース, Vol.13, No.1, pp.1-7, 2020年01月, 査読有
論文潘 健太, 北山 大輔, 第12回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM Forum 2020), P2-6, Web開催, 2020年3月, 査読無
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